こんにちは!
ついに、ついに
5人目の赤ちゃんが生まれました!!!
嬉しすぎるー!!!
生まれてきた赤ちゃんが可愛すぎて、思わず見入ってため息をついてしまうケンイチです!
しかも、コロナ禍にも関わらず 出産にも立ち会うことができました。
ちなみに今回で5回目の立ち会い出産です!
5人目でも、何人目でも、
やっぱり赤ちゃんが産まれるのは
本当に嬉しくて、幸せです。
母子ともに元気に出産を終えて、一安心。
そして、今回も痛みに耐えて、
命を懸けて元気な赤ちゃんを産んでくれた奥さんに心から感謝です。
1男4女の5児の父にしてくれてありがとう!
というわけで、今回は出産当日の思い出を語ります。
かといって、
「こんなトラブルが発生!」とかそんな 特別なドラマがあったわけではありません。
5回目の出産なので、特別にめちゃくちゃ焦ったということもありません。
そもそも出産自体がとても ドラマチックなこと だし、
出産当日はバタバタするし、
焦るときは焦るし、
緊張するときは緊張するし、
予想外のことだって起きます。
それ以上に 心から感動だってします。
出産ってそういうものだと思います。
ですので、そんなつもりで読んでいただけたら幸いです。
出産予定日当日に出産
出産したのは出産予定日当日でした。
実はこれが 最大の予想外な展開 でした。
今まで上の子たちは予定日より1~4週間早く生まれてきました。
9歳長女 37週6日目
7歳長男 36週0日目
5歳次女 37週5日目
2歳三女 39週1日目
0歳四女 40週0日目(今回)
「5回目の出産だから予定日よりも早い出産になるだろう」
そんな予想や一般論(?)を打ち破って、
当日まで奥さんのおなかの中で待っていてくれました。
奥さん曰く、
「生まれてきたらみんなにもみくちゃにされるのわかってて、ギリギリまでおなかの中で大きく育ってくれてるんやわ」
とのこと。
そんな素敵なポジティブシンキングができる奥さんが大好きです。
実際、三女は3人のきょうだい達に可愛がられすぎて、もみくちゃになっていました。
おかげで誰よりもたくましく成長中です♪
出産前日
今思えば、奥さんの出産は前日の夜から始まっていたのだと思います。
21時頃 違和感を感じる
奥さんが違和感を感じ始めました。
「おなかの張りがいつもより強い気がする」
とのことで、早めに布団に入ってもらいました。
22時半頃 出産の予兆を感じる。覚悟を決めて、寝る。
それからしばらくは特になかったけど、「予感がする」ということで奥さんが両親に連絡して、お義母さんが駆けつけてくれてくれて別室でお泊り。
僕は子ども達と就寝しました。
今日の夜は起こされるかもしれないな
と覚悟を決めて、眠りについたのを覚えています。
出産当日
ここからは陣痛が始まったり、
陣痛のペースが緩やかになったり、
かと思えば、急に出産モードになったり、
事態が転々としていきました。
深夜2時半~3時頃 陣痛の始まり
強めの陣痛が来たということで奥さんに起こされました。
病院に確認すると、病院に来るように言われたそうです。
覚悟を決めておいてよかった・・・
とりあえず、子ども達が起きないように静かに出かける準備を済ませました。
別室で待機していたお義母さんに子ども達をお任せして、タクシーで病院に向かいました。
3時半頃 病院に到着し、分娩室へ。そして、朗読。
病院に到着。
やはり5回目の出産だから、早くお産が進むだろうということで、そのまま分娩室へ。
僕たちもそのつもりでいました。
でも、それから1時間ほどたってもお産の進む気配がなく、むしろなんだか 陣痛のペースが落ち着いてきたような。
すこし落ち着いて会話する余裕も出てきました。
「今のうち!」と思って、
奥さんの大好きな出産絵本『キセキ』(MINMI作)を奥さんに朗読しました。
(奥さんが『キセキ』(MINMI作)を好きな理由はこちら)
出産のたびに読んでいる絵本だけど、とても感動した様子で奥さんの覚悟がさらに固まったようでした。
5時頃 仮眠をとる
やはり陣痛のペースが少し落ちてきました。
あえて、今のうちに休んで出産に備えようということで お互い仮眠をとることにしました。
このあたりの判断は「さすが5回目の出産」です。
7時頃 『お産が進む姿勢』で一気に出産モードに!
奥さんの陣痛の間隔が狭まってきて、痛みも増してきました。
助産師さん曰く「午前中には生まれたらいいね」とのこと。
間違いなく「今日中には生まれるやろうな」と確信したので、この時点で職場に連絡し、有休を取りました。
この頃から奥さんがYouTubeで何日も勉強してきた「お産が進む姿勢」(正座に近い姿勢)を試し始めました。
これによってだいぶ陣痛の間隔が狭まっていったようです。
7時半頃 ナースコール!
陣痛が始まったら「お産が進む姿勢」→「落ち着いたら休憩」を繰り返していると、急に奥さんが痛みに苦しみ始めました。
あまりに急だったので、一過性のものだろうと構えていたら
「ナースコールして!!!」
と言われて、慌ててナースコールを探して、コール!
ほんまに急に始まった!!
助産師さんが駆けつけてきてくれて、内診(触診?)すると
「全開になっているから、先生呼んで!」
緊張感に満ちた声。
かと思えば、近くに置いてあった家族写真を見て、
「お兄ちゃん、男前だね」
と余裕なコメント。
間違いない、この人は超ベテラン助産師だ!
と心の中で謎の結論に至る自分。
「このまますぐに生まれる!」
そう思った僕はビデオ撮影を思い出し、
「ビデオ撮ってもいい⁉」
となぜか奥さんに聞いてしまう。
やっぱり僕も急なスタートで焦っていたんだな。
奥さんが言葉にならない返事を返して、
聞いておきながら返事を待たずにビデオカメラを構える。
間もなく 赤ちゃんの頭が僕の位置からも見え始めた!
痛みに苦しむ奥さん。
「頭、もう見えてるで!」
「がんばれ!」
必死な奥さんに聞こえているかわからないけど、奥さんが少しでも安心できるように声をかけ続ける。
手を握りながら。
奥さんの握り返す力の強さに驚きながら。
この時の奥さんの握力が強すぎて、「どこにそんなパワーが!?」と
いつも驚かされます!
こんな時に 夫が妻にしてあげられることなんて、本当に全然ないんだな と毎回思い知らされます。
せめて出産が終わった後、奥さんに見せてあげられるようにとビデオカメラは回し続けました。
でも、5回目の出産立ち合いにして初めて、めっちゃ落ち着いて終始ビデオ撮影が出来たと自負しています!
そうしている間に、赤ちゃんはさらに少しずつ出てきます。
お顔は全部出てきたけど、泣き声が全く聞こえず不安になる。
奥さんの痛みに耐える声がさらに苦しそうな声になる。
赤ちゃんの上半身が出てきて、羊水で濡れているのが見える。
「今までの上の子たちもこんなんだった」なんて少し懐かしい気持ちになる。
さらに、お産は進みます。
そして。
7時57分 誕生!
ついに赤ちゃんの体が全て出てきて
「生まれたよ!」
「生まれましたよ!」
と僕と助産師さんが同じようなセリフを、同時に奥さんに伝えました。
その時の奥さんの表情。
全ての力を出し切ったような。
喜びと安心感と恍惚感にあふれた表情。
うまく言えないけど。
美化しすぎかもしれないけど。
この時の表情が本当に美しいというか綺麗なんです。
キラキラして見えるんです。
今回だけでなく毎回。
後日、ビデオカメラで観ても同じ感想を持ちます。
ぜひこの感覚がわかる方がいたら教えてほしいな。
普段ほとんど涙を流したり、涙ぐむこともない僕ですが、
この時ばかりは涙ぐんでしまいました。
そして、
「ありがとう」
と奥さんに真っ先に伝えました。
こんな感動をくれて。
可愛くて元気な赤ちゃんを産んでくれて。
すると奥さんも
「ありがとう」
と返してくれました。
赤ちゃんは鼻と口の吸引が終わると元気に産声をあげてくれました。
これを聞いて、初めて心から安心しました。
生まれてきてくれて、ありがとう!
赤ちゃんの体重も教えてくれました。
体重は 3,174g。
まさかの3,000gオーバーに僕と奥さんはめっちゃ驚きました。
今までの4人とも3,000gを超えたことがなかったからです。
9歳長女 2,750g 37週6日目
7歳長男 2,008g 36週0日目
5歳次女 2,542g 37週5日目
2歳三女 2,685g 39週1日目
0歳四女 3,174g 40週0日目(今回)
そうこうしている間に、先生がやってきました。
しまった、先生の存在を忘れていた。
(失礼ですいません)
まあでも、先生が駆けつける間もなく無事に出産が終わったということで、助産師さん達から「超安産」と何度も言ってもらえました。
ここまで奥さんを全力で手助けしてくれた助産師の皆さんにも感謝が絶えません。
本当にありがとうございました!
感謝しかしてない(笑)
でも、そうなってしまうんですよね。
これを「出産直後は感謝しかない現象」といいます(笑)
その後、奥さんと赤ちゃんと2時間ほど分娩室でゆっくり過ごさせてもらえました。
コロナ禍という特殊な状況下ですが、家族の時間も作ってもらえて本当に嬉しかったです。
これは始まりに過ぎない
無事に第5子の出産が終わりました。
元気に赤ちゃんを産んでくれた奥さん。
奥さんと赤ちゃんの出産を支えてくれた先生や助産師の皆さん。
本当にありがとうございました。
生まれてきた赤ちゃん。
元気に生まれてくれてありがとう。
これからよろしくね。
無事に出産は終わりました。
しかし、ここからが本当の始まりです。
子育てという親にとっても、子どもにとっても壮大な道程の始まりです。
奥さんと協力して、大家族子育てを楽しみながら頑張っていきます。
これからもよろしくお願いします。
それではまた!